トピックスブログ - 大夕張ダム 幻の『三弦橋』 全国初の『水中文化遺産』となるのか?

大夕張ダム 幻の『三弦橋』 全国初の『水中文化遺産』となるのか?

カテゴリ : 
夕張市の事
2009-9-14 18:10

今回は、夕張市の新たな観光資源である『三弦橋』についてご紹介させていただきます!

 

■水中文化遺産とは

まず、文化遺産とは。人類の文化的活動によって生み出された有形・無形の遺産の事です。

これらは、一度失ってしまったら二度と取り戻すことのできないかけがえのない財産です。

それは、たとえ水中でも同じ事です。私たちには、これらの文化財を尊重し、そして、私たちの先祖が残した大切な宝物として、保存していく 責任があります。

貴重な財産である文化財を守る為には、国や地方自治体に法律や条令で、水中文化遺産に指定されなければ撤去の対象となってしまいます。


 ■三弦橋とは

正式名称「大夕張森林鉄道夕張岳線第1号橋梁」と言います。

上の写真を見て分かる通り、断面が三角形という極めて希な構造です。

四角形ではなく、三角形にする事により、上弦材1本減ることにより、77mの三弦橋では細部構造の重量が半減される為に鋼重は1/2になり、重心が低く安定した構造物です。

建設当時の1958年(昭和33年)は戦後まもない時期であり、使用鋼材が少なく建設費用の節減をしなければならなかったという事がもあります。

また、周囲の景観を損ねない美しいスタイルは「シューパロ湖」の湖面を低く横切るその美しい外観は地元民に親しまれ、地区の象徴的存在となり、地元の観光スタンプの図案に用いられています。


  

現在、農業用水と発電を目的として使用されている『大夕張ダム』ですが、新たに平成25年完成予定の『夕張シューパロダム』として生まれ変わる事になります。

ダムの大きさは『大夕張ダム』の1.5倍、総貯水量は5倍と、スケールも大きく生まれ変わります。

 

その為、先程紹介した『三弦橋』は平成25年完成予定の『夕張シューパロダム』の完成により、ダムの高さが67.5mだったのが110.6mと40m以上高くなる為に『三弦橋』は水没する事となります。

大夕張ダムの橋梁の中には『三弦橋』のように、全国でもここしかない貴重なものが多数存在します。

この重要な文化財を守るには、『旧森林鉄道橋梁等水中土木産業遺産群』として、この文化財を保護していく必要があります。

 

今回、文化財保護委員として現地現況調査を行いました!

その為、関係者しか見学出来ない場所での写真撮影を行う事が可能となりました。

ボートから見上げるようなアングルは貴重ではないかなと思います。

新たな『三弦橋』の姿・魅力をご紹介出来ればと思います。

 

 三弦橋(夕張岳線第1号橋梁)

第3号橋梁(重構桁鉄道橋)

第6号橋梁(重構桁鉄道橋)

 


 

夕張市がこれらの土木産業遺産の保護と観光の資源として、橋梁等の管理者である夕張シューパロダムの協力のもとで、夕張市条例により「旧森林鉄道橋梁等水中土木産業遺産群」として指定された場合は、水中での遺産保護は全国でも初めての試みとなります。

また、渇水期にだけ橋梁が(5年に一度か、10年に一度)その姿を見せる幻の『三弦橋』は、夕張市の新たな観光資源となるのではないでしょうか。

三弦橋の詳しい場所は→(こちら


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